仏教と批判的合理主義

非合理主義者の歩く道

leaf 「世界は開かれている」

  この記事は、「真理について」という記事の続編です。

  わたしは、前回の記事の中で、「わたしたちは世界を自由に変更できたりしません」と書きました。まずはこのことについて補足説明しておきたいとおもいます。

  世界は変化していきます。わたしたちも世界の中の現象ですから、当然、変化していきます。わたしたちは、世界が自分たちにとって好ましいほうに変化することを望みますし、そうなるように最大限の努力をするでしょう。

  しかし、「自分たちにとって好ましいほう」といっても、それが人類の構成員全員にとって常に一致するなどということはとても期待できないでしょう。

  ある特定の問題(例えば、人類滅亡の危機を回避するとか?)については、もしかしたら一致団結できるかもしれません。しかし、《人類の全員が協力しさえすれば、どんな方向にでも世界を思い通りに変更できる》などということは期待できないでしょう。

  世界は容赦なく変化していきます。わたしたちは、世界が好ましいほうに変化するように努力をするわけですが、その努力は、《常にむくわれる》わけではありません。そのかわり、《常に裏切られる》ということもありません。「世界は開かれている」ということですね。

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  1. 2006/12/16(土) 20:48:48|
  2. 思想一般
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Author: Libra

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